インプラント治療ができないケースとは|いのうえまさとし歯科ブログ

インプラント治療ができないケースとは

インプラントは見た目も美しいため、歯並びを綺麗にしたい方にも利用されることの多い治療法です。
従来のブリッジや入れ歯などの治療法は、歯や歯茎への負担の大きい方法でもあり、何らかの理由によって自分自身の歯を失った時には、幅広い方に向いているインプラント治療法が有効であるともいえます。

しかし、持病がある方で健康状態が悪いケースなどでは、いくら歯の治療をしたいと考えても、治療を断念しなければならない可能性があることを知っておきましょう。

今回は、インプラント治療を受けられないケースについてお話します。
ご自身が当てはまるかもしれないと不安に感じている方や、治療内容に興味がある方は、ぜひご覧ください。

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●年齢が若すぎたり高齢の場合

インプラント治療では、顎の骨を利用して土台を作っています。
そのため、骨を含めて体の成長が終了していない方や第二次成長期の方は、インプラント治療を行えません。
やや個人差はありますが、18歳未満の場合は行えないことがあることを知っておきましょう。

高齢者の場合は、手術に耐えられるだけの体力がない方や、現在何らかの持病があるために手術を行うことで持病に対する危険性が高いと見なされた時など健康状態によって手術が行えないことがあります。

特に現在疾患の治療中である方は、様々な点で危険性があると言えます。
次の項目に記載しているので、詳しく確認していきましょう。

 

●全身疾患や持病を持っている

老若男女を問わず、現在治療中の疾患や持病をお持ちの方は、インプラント治療が行えるかどうかという医師の判断が必要です。
特に重度の心臓病・糖尿病・骨粗しょう症などがある方は、インプラントがほぼ行えないと考えて良いでしょう。

重度の心臓病がある方は、手術によって血圧が変動することで心臓に過度の負担となってしまう可能性があるからです。
重度の糖尿病の方は、血液がドロドロ状態のため傷口の治りが遅くなり、手術による細菌感染のリスクが高くなってしまいます。
インプラントを埋め込んでも骨と結合しない可能性もあるため、手術を行うメリットがほぼないとも言えます。
重度の骨粗しょう症の方は、そもそもインプラントを埋入するための土台である骨の密度が足りなければ、手術が行えない可能性が高まります。

しかし、疾患や持病がある方でも、現在症状が安定しているような時には、手術が行えるかもしれません。

ご自身にインプラント治療が可能かどうかは、全身の状態に関して医師の判断が必要です。
まずはかかりつけの医師または歯科医師まで相談してみましょう。

 

●顎の骨の密度が足りない

骨粗しょう症などの影響によって、顎の骨密度が不足している時には、インプラント治療ができない可能性があります。

ただし、骨を再生する治療を追加で行ったり、骨の代わりとなる土台を補うことでインプラント治療を行える可能性もあります。
現在残っている骨の状態によっても異なるため、詳しくはインプラントの専門家のいる歯科医院を受診すると良いでしょう。

 

●まとめ

健康状態や疾患によっては、基本的に手術が必要なインプラント治療が行えないこともありますが、持病や疾患などをより良い状態へ導くことで、インプラント治療を開始できるかもしれません。

わざわざ歯科医院を受診するのが大変だという時には、まずはかかりつけの医師に相談してみると良いでしょう。
その時には、持病の治療状態について詳しい説明を受けるとさらに安心です。

現在持病がある方で歯科医院を探している方や、他院で何らかの理由によりインプラント治療ができないと言われた時には、いつでも当院までご相談ください。

この記事の筆者

いのうえまさとし歯科医院

いのうえまさとし歯科医院

京都の「いのうえまさとし歯科医院」はインプラントを得意とする歯科医院です。20年間で7500件以上の治療実績があり、大手インプラントメーカー2社の公認インストラクターである院長が、あらゆる症例のインプラントのご相談を承ります。
またマウスピース矯正、ホワイトニング、一般歯科など幅広く対応しております。

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