抜けた歯をそのままにしないで!放置しておくと起こってしまうリスク

抜けた歯をそのままにしないで!放置しておくと起こってしまうリスク

歯が抜けた経験のある方は、「1本だったら歯が無くても大丈夫」、「歯医者が嫌いだから歯が抜けたけど放置している」と考えてしまってはいませんか。
これは、実は健康にとって非常に危険な考えです。

今回は、歯科医院の受診をためらっている方にこそ読んでほしい、歯が抜けた時に起こってしまう体に悪い影響についてのお話です。

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抜けた歯を放置しておくと何が起こるの?

1本だけ抜けた歯を、治療をせずにそのまま放置しておくと体にどのような影響が起こるのでしょうか。

他の歯も抜けやすくなる

隣同士に生えているそれぞれの歯は、動かないように支え合っています。
もし1本だけ歯が抜けてしまった時は、今までその歯に支えられていた両隣の歯がグラグラと動きやすくなり、倒れこみやすくなります。

さらに下の歯が抜けてしまった時には、上にある歯がその空間に入りやすくなり、抜けてはいない上の歯が曲がってしまうなど、歯の寿命が短くなってしまいます。

歯が折れ曲がってしまった時には、神経を取り除いてから抜歯をするなど、体に大きな負担となる方法で治療しなければなりません。

噛む力が低下する

抜け歯や噛みあわせのズレをそのまま放置していると、最終的には前歯に負担がかかっていきます。
過度な負担によってダメージを受け続けた歯は、「硬い物が噛めない」、「全身に力が入らない」等の問題が発生します。

新たな病気が発生しやすくなる

食べ物をしっかり噛むことができなくなると、胃腸への負担が増えて消化不良を引き起こしやすくなります。
食後に胃がムカムカ・ゴロゴロするといった不快な気分になる方は、これが起こっているのかもしれません。
脳への血流も低下するので、以前に比べて集中力がなくなるなど、物忘れも起こりやすくなります。
噛めない状態は、アルツハイマーを招く原因になるともいわれています。

顎の骨が痩せてくる

例えば山に生えた木の場合、たくさんの木が生えていることで地滑りや土砂崩れなどを防いでいます。
木を歯として考えてみてください。
もし歯がなくなってしまったら、支えている土台の歯茎が落ち込み、最終的には顎の骨が痩せてきます。
そうなると、新しく差し歯やインプラントをしたい時にも土台がないので非常に治療が困難になります。

老けて見えるようになる

噛めなくなると、顔や首などの顎周辺の筋肉が衰えてしまい、シワやたるみが増えた結果、実年齢以上に老けてしまったような表情になります。

歯の見た目が気になることで大きな口を開けて笑わなくなると、ムスッとした顔つきになり、口の周囲に法令線もできやすくなります。
日常生活を楽しめなくなるなど、孤独を感じやすい環境となるかもしれません。

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抜けた歯には、インプラントをおすすめします

風邪を放置していても治ることはありますが、抜けてしまった歯を放置していても、勝手に生えてくることはありません。

ご紹介したような様々な悪影響を防ぐためには、なるべく早い段階で抜けた歯と同じ場所に新しい歯を作ることが重要です。

入れ歯やブリッジでも抜けた場所に歯を補うことはできますが、それまで頑張って支えていた周囲の歯にとって、さらに負担をかけてしまう可能性があります。

インプラントは、土台となる顎の骨や歯茎が健康であればあるほど、しっかりと挿入することができて本物の歯に近い状態になります。

もし他院でインプラント治療がおこなえないと言われてしまった方でも、当院では、2018年度手術件数286件という豊富な実績がありますので、どんなお悩みやご不安でもお気軽にご相談ください。

この記事の筆者

いのうえまさとし歯科医院

いのうえまさとし歯科医院

京都の「いのうえまさとし歯科医院」はインプラントを得意とする歯科医院です。20年間で7500件以上の治療実績があり、大手インプラントメーカー2社の公認インストラクターである院長が、あらゆる症例のインプラントのご相談を承ります。
またマウスピース矯正、ホワイトニング、一般歯科など幅広く対応しております。

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