マウスピース矯正/インビザラインGo
インビザラインGoとは
マウスピース矯正(インビザラインGo)とは、取り外し可能な透明のマウスピース型矯正装置を歯に装着して歯並びを矯正する治療法です。
患者様一人ひとりの歯に合わせて、約20段階のマウスピースをカスタマイズします。
1~2週間ごとに新しいマウスピースを順にに装着する事で理想の歯に近づけていきます。
現在、世界には数十種類のマウスピース矯正システムがありますが、その中でも最初にマウスピース矯正システムを開発した米国アライン・テクノロジー社のインビザラインは世界中で1000万人以上の治療実績があり、世界の100ヵ国以上で提供されています。(2021年5月時点)
京都市左京区のいのうえまさとし歯科医院では、インビザラインGoという前歯部(前歯から第二小臼歯(前から5番目の歯)に特化したマウスピース矯正治療を行っています。
目立たない矯正にご関心がある方はお気軽にご相談ください。
こんな方にオススメ!
- 矯正したいけど、目立つのはイヤ。
- 気になる前歯部(前歯から第二小臼歯)を気軽に矯正したい。
- 以前、矯正したけれど、後戻りしてしまった。
- 金属アレルギーが心配。
- 矯正装着(マウスピース)の装着時間を守って治療を進められる。
- 通院回数を少なくしたい。
- 治療費用を抑えたい。
当院のマウスピース矯正治療の特徴
(インビザラインGo)
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相談は無料です
治療内容や治療期間は患者様によって違います。院長の井上祐利はインビザラインライセンスを持つインビザラインドクターです。マウスピース矯正は従来のワイヤー矯正と全く違う視点から開発された矯正治療法です。どの様なことでもご質問ください。以前治療した矯正後の後戻りが気になる、抜歯はしたくない、抜歯をしても良いから矯正したい、など悩んでおられる事はご遠慮なく、ご相談ください。
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前歯部を気軽に矯正!
インビザラインGoシステムは前歯部を対象とした歯列矯正治療です。前歯部とは前歯から第二小臼歯(前から5番目の歯)の範囲です。 「前歯が出ている(出っ歯)」「隙間がある(すきっ歯)」「ガタガタしている」など前歯部を短期間に治したい方におすすめです。
対象症例かどうかは3D治療計画ソフトウェアでお調べする事が可能です。
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治療期間と費用が抑えられます
一般的にワイヤー矯正の治療期間が1年~2年半であるのに比較して、インビザラインGoは前歯部だけの矯正ですので3~6ヶ月という短期間です。 費用は自費診療ですので歯科医院によって違いますが、お口全体の歯列矯正であるワイヤー矯正や、マウスピース矯正(インビザライン)よりもリーズナブルです。(片顎30万円、上下顎40万円)
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ライフスタイルに合わせた治療回数
「矯正治療がきちんと進んでいるか心配なので月に1回以上、チェックしたい」「忙しいので、出来るだけ通院回数は少なく、2~3ヶ月に1回にしたい」など、患者様には色々なご希望があるかと思います。当院では治療に悪影響が及ばない限り、可能な限り患者様のご希望に添って、患者様と治療計画を作成します。
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治療後のイメージ画像が見られます
数十種類あるマウスピース矯正システムの中で、トップメーカーのインビザラインは膨大な治療実績データーを学習したAIが作製する精密な治療計画が強みです。3D口腔内スキャナーで患者様の歯並びのデーターを読み取り、3D治療計画ソフトウェアが実現性の高い歯列移動を予測し、治療のシュミレーション画像を数分で作成します。治療開始から完了までの患者様ご自身の歯の動きを画像や動画でご確認いただけます。
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治療後にホームホワイトニング
矯正治療後の保定期間を利用してホームホワイトニングが可能です。
治療後の後戻りを防ぐために一定期間、リテーナーというマウスピース型の保定装置を装着していただく間、リテーナーを利用してホームホワイトニングをする事ができます。
治療期間
治療期間 一般的には約3~6ヶ月です。
基本は月に1回の診察をしていますが、ご相談に応じて対応いたします。
費用
◎表示価格はすべて税込みです。
治療開始から完了後の保定期間も含めてかかる費用を全て含むパッケージ料金です。自費治療となります。
内容 | 費用 |
---|---|
相談料 | 無料 |
検査・診断料 *1 | 20,000円 |
矯正費用 *2 | 片顎 400,000円 上下顎 480,000円 (2023年7月1日以降) |
*1 治療の流れのステップ2~4精密検査、口腔内のデジタルスキャン、
シュミレーション画像の説明までを含む
*2 以下全ての料金を含むパッケージ料金です
・矯正装置(インビザラインGo)
・通院毎の調整料
医院によっては通院毎の調整料が設定されている場合がありますが、当院では全て上記矯正費用に含みます。
・リファイメント
全ての段階のマウスピースを装着完了後、治療計画と実際の歯の移動の誤差を修正する為にマウスピースを追加作製する事を言います。当院ではリファイメント1回分をパッケージ料金に含んでいます。
・リテーナー(保定装置)
矯正治療完了後、歯の後戻りを防ぐためにリテーナーという保定装置を作成します。(治療完了後1年間に限る)
【お支払い方法】
現金またはクレジットカードでのお支払いが可能です。
またデンタルローンのお取り扱いもしております。
治療の流れ
ステップ1 カウンセリング
ステップ2 精密検査
ステップ3 口腔内を光学スキャナーiTeroでスキャン
ステップ4 治療のシュミレーション
ステップ5 マウスピースの発注
ステップ6 治療の準備
ステップ7 治療開始
ステップ8 歯の移動を定期的にチェック
ステップ9 矯正治療完了 保定期間へ
インビザラインGoのメリット
目立たない矯正装着(マウスピース)
最大のメリットは、装着が透明で目立たない事です。 薄さ0.75mmの医療用プラスチック製の装置は着けていてもほとんど気づかれません。
自分で取り外せる
ワイヤー矯正では食べ物が隙間に挟まりやすく、毎日のメンテナンスが大変です。
マウスピース矯正(インビザラインGo)は着脱可能ですので、食事や歯磨きもしやすく衛生的です。痛みが少ない
マウスピース矯正(インビザラインGo)は従来のワイヤー矯正装着に比べて痛みが少ないと言われています。1つのマウスピースで動く歯の移動量が0.25mm程度になる様に設計されていて、少しずつ歯並びを整えていきます。そのため過度な力が掛かりにくくなっています。また金属で唇や口の中を傷つける心配もありません。
通院回数が少ない、治療期間が短い
マウスピースを患者様ご自身で交換して頂きますので、歯科医院への通院回数が少なくてすみます。来院時は歯の動きのチェックと状態の点検をさせていただきます。また治療期間も前歯部だけの矯正ですので、通常の矯正よりも短くてすみます。
金属アレルギーの心配がない
マウスピースは医療用プラスチック製のため、金属アレルギーの心配がありません。
インビザラインGoのデメリット
装着時間を守っていただく必要があります
装着時間は20時間以上を推奨しております。マウスピースの装着時間が短いと予定通りに歯が動きません。ワイヤー矯正は24時間、歯に力を加えますが、マウスピース矯正の場合、マウスピースを装着していない時間は力が加わりません。
適応できない症例があります
インビザラインGoは前歯部の歯並びに特化した矯正装着ですので、奥歯を動かす必要のある症例には対応していません。適応症例かどうかは担当医師にご相談ください。
アタッチメントが必要です
歯を動かすためには、アタッチメントという白い突起を歯に一時的に付けていただく必要があります。このアタッチメントとマウスピースが噛み合って歯に力が加わります。もちろん、矯正治療終了時には取り外します。
インビザラインGoとワイヤー矯正の比較
インビザラインGo | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
目立ちやすさ | 目立たない | 表側矯正は目立つ |
痛み | ほとんど無い | 調整直後は痛みが強い。裏側矯正は舌や粘膜が傷つきやすい |
自分で取り外し | 出来る | 出来ない |
食事 | 食べやすい | 食べにくい |
発音(話しやすさ) | ほぼ変わらない | 表側矯正:ほぼ変わらない 裏側矯正:発音しにくい |
歯磨き | しやすい | しにくい |
虫歯・歯周病リスク | 高くならない | 高くなる |
金属アレルギー | 心配ない | 治療が困難 |
トラブル | 少ない(装置が壊れることがまれ) | 装置が外れたり、ワイヤーが刺さるなどの問題が起こることがある |
適応症 | 治療範囲は前歯から第二小臼歯(前から5番目の歯) | 治療範囲が広い |
受診回数 | 4週間に1回 | 3~4週間に1回 |
1回の治療時間 | 20~30分 | 60分前後 |
治療期間 | 約3~6ヶ月 | 1年~2年半 |
費用 | 前歯部のみの矯正なのでワイヤー矯正より安価 | 医院により差があるが裏側矯正は表側矯正より高額 |
iTero(3D口腔内スキャナー)エレメント5Dとは
京都のいのうえまさとし歯科医院はiTeroエレメント5Dを導入しています。
iTeroエレメントとは、「マウスピース型矯正装置」のパイオニア企業である米国アライン・テクノロジー社が開発した3D口腔内スキャナーです。
インビザラインの最大の強みがこのiTeroと膨大なデーターに基づいてAIが導き出す治療計画です。
スキャンしたデーターを直ちにシュミレーションソフトが解析し、現在の歯並びだけでなく矯正治療後のシュミレーション画像をその場で見ることができます。
また口腔内スキャナーとしては初めて近赤外光画像技術を搭載していますので電離放射線を暴露する事なく、簡単で安全にしかも精密な3Dデジタル印象(歯型)を採取できます。
iTero導入のメリット
5分でスキャン、すぐに矯正治療後のシュミレーション画像を確認
お口の中を5分スキャンするだけで歯型の型取りが終わり、専用コンピュータソフトが作製した実現可能な治療計画を矯正治療を始める前に確認する事ができます。治療開始から完了までの歯並びの変化をコンピュータ画面上で見て頂いてから、矯正治療をするかどうかを判断して頂けます。
快適で精密な型取り
従来の歯型の型取りの方法は、トレーに盛った粘土の様な印象材を歯に圧着して固まるまで我慢していただく必要がありました。また、人の手による型取りですので失敗によるやり直しや誤差も避けられない部分があります。iTeroはこの型取りの常識を根底から覆しました。3D口腔内スキャナーが1秒間に6000枚もの画像を撮影して、患者様一人一人の型取りを精密、正確に行う事が可能になりました。
スピーディー
iTeroの導入は型取りだけでなく、マウスピース型矯正装置作製の流れもスピーディーにします。以前は印象材で作製した歯型をアメリカに空輸する必要がありましたが、デジタルデーターをオンラインでアメリカのアライン・テクノロジー社に送ります。治療開始も早くできる様になりました。
安全性
口腔内スキャナーから放出される光は放射線ではなく体に害はありません。印象材の誤飲などもありませんので、より安全に型取りが可能です。
インビザラインGoのリスク
マウスピース矯正(インビザラインGo)にもリスクがあります。メリットだけでなくデメリットやリスクについても理解していただく事で、より良い治療結果を目指していきます。
・取り外しが可能ですので歯磨きはし易いのですが、長時間装着するため歯磨きが出来ていないままで装着すると虫歯や歯周病を招く事があります。
・マウスピースの装着時間が不十分ですと、治療期間が延びる場合があります。
・歯を移動させるスペースが足りない場合は、抜歯をおすすめする場合があります。
・歯の根が短くなる「歯根吸収」、歯肉が下がる「歯肉退縮」が生じる事があります。適正な矯正力による歯根吸収は自然に修復されます。
・矯正治療終了後はある程度の歯の移動があります。
・保定装置(リテーナー)を指示通り使っていただけない場合は元の歯並びに戻る場合があります
マウスピース型矯正装置(インビザラインGo)について
インビザラインGoは厚生労働省の認可を得たものですが、完成物薬機法対象外の矯正装置であり医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
大人の矯正
矯正治療は何歳から始めても大丈夫
「矯正治療は子供の時にするもの」と思われていますか?そんな事はありません。
歯と周囲の組織が健康なら、矯正治療は何歳からでも始められます。
大人の矯正が難しいケースは、虫歯や歯周病で歯や歯槽骨に問題がある場合です。その場合は虫歯や歯周病の治療をしてから矯正治療を行いますので、検査をした上で治療計画や治療期間のご説明をいたします。
平成29年厚生労働省による患者調査によると歯科矯正治療を受けた推計患者数のうち、20歳以上の人が全体の4割にもなるのです。
京都のいのうえまさとし歯科医院では20~30代の方だけでなく、50代、60代以上と幅広い年齢層の方が矯正治療を受けておられます。今まで気になっていた部分、思い切って治療してみませんか?
いのうえまさとし歯科医院へのアクセス
京都市営地下鉄烏丸線「北大路駅」より徒歩20分